小児歯科

一般歯科
虫歯の治療や根の消毒(根管治療)、詰め物や被せ物を作製する治療を、保険診療にて行っています。歯は一旦削ると再生することはありません。ですので、歯を削る場合はできる限り範囲を限定して、少なく済むようにしています。また、被せものや詰め物については、従来は保険診療ですと金属が多く使われていて、お口を開けると銀歯が目立ってしまうということもありましたが、最近は保険診療においても大部分を白い材料で修復できるようになりました。被せ物の色で悩んでいらっしゃる方は是非ご相談ください。
虫歯治療以外では、知覚過敏、歯の破折、歯ぎしり、口内炎、歯ぐきの黒ずみ、口腔乾燥症(ドライマウス)などの診療をおこなっています。歯ぎしり用のマウスピースやスポーツ用のマウスピースも作製しております。いびきが大きく、睡眠時無呼吸症候群と診断された方で、耳鼻咽喉科からの紹介状をお持ちの方については、睡眠時無呼吸症候群専用のマウスピースを作製しております。こちらは、歯ぎしり用やスポーツ用のマウスピースとはちがい、上下の歯に装着します。
歯周病
歯周病は、歯を支えている骨が細菌感染や過度な咬合力によって破壊されていく病気です。初期の段階では自覚症状はありませんが、進行するにつれて、歯ぐきが腫れたり、血や膿が出たり、硬いものが咬みきれなくなり、最終的には歯がぐらぐらと揺れて、抜けてしまいます。歯周病は全身の病気にも影響を及ぼします。たとえば歯周病は糖尿病の合併症の一つで、歯周病になると糖尿病の症状が悪化します。また狭心症・心筋梗塞・脳梗塞などにも関与していることが分かっています。定期的に歯科医院で歯周病のをメンテナンスをおこなっている方は、そうでない方と比較して、入院から退院までの期間が40%短いというデータもあります。
歯周病治療においては、はじめに歯周ポケット検査を行い、全体的な歯石除去を行います。このとき着色除去(クリーニング)も同時に行います。次に歯周病が進行している方については、麻酔を使いながら、歯周ポケット内のより深い部分に付着した歯石や汚れを取り除ていきます。必要に応じて、かみ合わせの調整や被せ物の作り替えも行います。重症の場合には、抜歯や外科処置なども行います。
歯周病治療においては、何よりも定期検診(メンテナンス)が大切です。当院では次回の来院の時期を葉書にてお知らせしていますので、どうぞご活用ください。
入れ歯
入れ歯には、保険の入れ歯、金属床の入れ歯、マグネットデンチャー(磁石を用いた入れ歯)、ノンクラスプデンチャー(バネなし入れ歯)などの種類があります。当院では、はじめに患者さまに、今お使いの入れ歯をご持参いただき、その問題点を詳しくお聞きしています。そして、新しい入れ歯をご希望の場合には、まずは保険の入れ歯を作製します。保険の入れ歯の良いところは、削ったり追加したりすることが容易なため、納得していただけるまで、何度でも修正することが可能です。
より快適な入れ歯をご希望の方には、金属床の入れ歯をご案内しています。金属床の入れ歯は非常に薄いので、違和感が少なく、喋りづらさも軽減されます。金属が食べ物の冷たさや熱さをよく伝えますので、お食事も美味しくなります。また、プラスチックの入れ歯と違って臭いがつきにくいので衛生的です。丈夫で割れる心配もありません。
見た目を気にされる患者さまには、ノンクラスプデンチャー(バネなし入れ歯)もございます。最近は、このタイプの入れ歯をご希望される方が多いです。詳しくは【審美歯科のページ】をご覧ください
口腔外科
口の中のできもの、顎関節症、親知らずの抜歯などを扱います。顎関節症の方はこれまでの経緯や痛みの状況、開口量などを調べたうえで、マウスピースを作成しています。親知らずについては、残して良いものと悪いものとがあります。まっすぐに生えていて、上下でかみ合っている親知らずは、特に抜歯する必要はありません。しかし、親知らずが横向きに生えていたり、手前の歯を押すような形で生えている場合には、虫歯を作ったり、歯周病を悪化させたり、歯並びやかみ合わせの不良の原因となりますので、抜歯をお勧めしています。症例によっては、近隣の戸塚共立第2病院や、平成横浜病院の歯科口腔外科をご紹介しています。
このほか、粘液嚢胞、カンジタ、舌痛症、口腔乾燥症(ドライマウス)の患者さんもよくいらっしゃいます。ドライマウスで重症の方は鶴見大学ドライマウス外来をご紹介しています。
インプラントに関しては、平成横浜病院口腔外科をご紹介しております。
マタニティ歯科
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